節 分 会(厄除け祈祷)

 1月11日、午後1時30分より、大庭上人、

古山上人をお迎えして節分会が行われました。

1週間前から今日の日に備え、豆入れ、福引き、

掃除、会場づくりなど、参詣頂く皆さんに喜んで

頂けるようにとお手伝いの皆さん方の手際の良い

作業によって着々と準備が進められてきました。

いよいよ当日、穏やかな節分会日和に出足も順調でした。

受付で厄除け祈願の番号札と福引き、お供養引き替え券を

受け取とられ2階の宝前へと途切れなく続きます。

中には日頃の講日にはお見かけしない顔ぶれの方々や、

子供さん連れも多く、宝前は大勢の人でいっぱいになりました。

子供達はもう嬉しくてはしゃぎ廻り元気いっぱいです。

 1時30分、大庭圓昭上人導師の許、節分会法要が始まりました。

お勤め後、大庭上人さまよりご法話をいただきました。

 今日一日を相手が心から「有り難う」と喜ばれるように

こころがけて過ごしましょう。失敗を恐れ、やって後悔し、

やらずして後悔することがありますが、長い先に

後悔のないことが大事です。」とお話を頂きました。

しばらくの休憩後、いよいよ厄除け祈祷と豆まきの始まりです。

お手伝いの方達の敏速な着付けで、袴姿に変身した方々が

福枡を抱え、やや緊張した面持ちで宝前の椅子に座られ

厄除け祈祷を受けられました。気迫のこもった読経に

身も心も引き締まり足が浮き、心持ち身が軽くなった様な

気さえ致しました。祈祷の後は左右に別れて豆まきの始まりです。

お上人方の「福は内」の御発声に続き「福はー内、福はー内」と

大きな声と共に、福豆、ミカン、あめ、お菓子、ひかり物、

こ餅などが飛び交い子供達は大喜び歓声はマイクを通し

宝前や外陣にと、お寺全体に響き渡ります。手を伸ばし

必死に拾う人のどの顔も笑顔と熱気で盛り上がっていました。

最後は総撒きとなり一段と大きな歓声が上がり最高潮に達し、

大人も子供も一緒に楽しい一時を過ごすことが出来ました。

皆さんの顔はまさに福顔で溢れていました。

 研修棟では福引き、おうどん、お茶やコーヒー、お供養などが

準備され皆さんを待っています。お楽しみの福引きでは、

わくわく、どきどき「何が当たるかな」と、皆さん福引きを

楽しまれ景品を手にされました。また温かい美味しい、

おうどんを召し上がられ、身も心も温まってお腹も満たされ、

「お世話になりました。」と笑顔でお礼を言われ、お供養と

沢山の福を頂かれ帰路に着かれました。

 節分会にご参詣された皆さんに喜んで頂き何事もなく無事に

終えることが出来ました。これも諸天善人と山首上人様の

ご守護の賜と感謝をさせて頂きました。またお手伝いに

ご協力頂きました皆さん本当にお疲れ様でした。

有り難うございました。参詣された多くの皆さんに喜んで頂き、

多くの笑顔を見せて頂けました。笑顔の見れるお手伝いが

出来たことを、心から感謝し皆さんと共に楽しい一日を

過ごすことが出来ました。本当に有り難うございました。

                      ( 通信員 )